キャスト/スタッフ

斎藤工

1981年、東京都出身。
2001年に『時の香り~リメンバー・ミー~』(山川直人監督)で俳優デビュー。その後、『明日泣く』(11年/内藤誠監督)、『逆転裁判』『愛と誠』(12年/三池崇史監督)、『めめめのくらげ』(13年/村上隆監督)、『欲動』(14年/杉野希妃監督)など幅広く多くの作品に出演。2012年にはショートムービー『サクライロ』で監督デビュー。自身の監督作品『半分ノ世界』(14年「SSFF & ASIA 2014」ミュージックShort部門特別上映作品)が2015年国際エミー賞デジタル部門「デジタル・プログラム:フィクション」にノミネートされるなど多方面で活躍。公開待機作に『家族ごっこ』(15年/内田英治、木下半太監督)、『7s』(15年/藤井道人監督)がある。

芳賀優里亜

1987年生まれ。
1999年『どこまでもいこう』(塩田明彦監督)でヒロイン役で映画デビュー。2003年には仮面ライダーシリーズ「仮面ライダー555」(EX)でヒロイン役に抜擢。女優業と平行してモデルとしても活動。「仮面ライダーキバ」(08年/EX)、「カラマーゾフの兄弟」(13年/CX)など、映画やテレビドラマ、舞台に多数出演。「ハローグッバイ&グッバイ」(13年)、「天使と雨と時々、男。」(13年)では自ら作・演出を行うなど才能を発揮し、幅広い分野で活躍。2014年の主演映画『赤×ピンク』(坂本浩一監督)では、性同一性障害に悩む主人公という難しい役どころを、格闘アクション含めた体当たりの演技で話題となる。

しいなえいひ

1976年、福岡県出身。
主演映画『OPEN HOUSE』(98/行定勲監督)にて女優デビューを果たす。その後は映画界を中心に女優として数多くの新鋭監督の作品に出演。『オーディション』(00年/三池崇史監督)での演技で、日本のみに留まらず世界中に多くの熱狂的なファンを生み出すなど、出演作品の多くは世界各国の映画祭へ出品されている。主な出演作として『アニムスアニマ』(05年/斉藤玲子監督)『TOKYO GORE POLICE 東京残酷警察』(08年/西村喜廣監督)、『吸血少女VS少女フランケン』(09年/西村喜廣監督)、『アウトレイジ』(10年/北野武監督)、『ヘルドライバー』(10年/西村喜廣監督)、『めめめのくらげ』(13年/村上隆監督)などがある。

石川樹

2003年生まれ。
2008年、CMハウス「フルーチェ」でデビュー。現在、映画、テレビドラマ、CMなどを中心に子役として活躍。主な出演作品には『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』(11年/瀬田なつき監督)、「5年後のラブレター」(11年/BeeTV)、『小惑星探査機はやぶさ~遥かなる帰還~』(12年/瀧本智行監督)、「Piece」(12年/NTV)、「放課後グルーヴ」(13年/TBS)、「シンデレラデート」(14年/CX)、CMは「フィットちゃんランドセル」「すき家父子篇」などがある。本作において、主人公である虎影の息子・弧月を演じる。

鳥居みゆき

秋田県出身。
独特な不条理世界を演じるコントで異彩を放つピン芸人。2008年、2009年の「R-1ぐらんぷり」では決勝に進出。多くのバラエティ番組やライブで活躍する一方で、映画『全然大丈夫』(08年/藤田容介監督)に出演し女優業に挑戦したり、書籍「夜にはずっと深い夜を」(09年/幻冬舎)を執筆するなど多才ぶりを発揮、マルチに活躍する。主な出演作品には『非女子図鑑』(09年/清水崇監督)、「臨死!!江古田ちゃん」(11年/NTV)、『奴隷区 僕と23人の奴隷』(14年/佐藤佐吉監督)などがあり、稀有な才能で圧倒的な存在感を見せる。現在、「東北魂TV」(14年-/BSフジ)をはじめレギュラー番組で活躍中。

三元雅芸

1977年大阪府出身
『四畳半革命 白夜に死す』(08年/世志男監督)で映画デビュー。主演作『AVN/エイリアンVSニンジャ』(11年/千葉誠治監督)は、ニューヨークアジア映画祭でワールドプレミア上映され、世界各国で高い評価を受けた。主な出演作品に『HERO』(11年/下村勇二)、TV『ラッキーセブン』(12年/CX)、『THE NEXT GENERATION パトレイバー』(14年/辻本貴則監督)、『極道大戦争』(15年/三池崇史監督)などがあり、今大注目のアクション俳優。『龍が如く』(06~14年/セガゲーム)では、出演・アクションコーディネーター等を務めるなど多方面に活躍中。

清野菜名

1994年、愛知県出身。
2014年、『TOKYOTRIBE』(園子温監督)でオーディションを勝ち抜き、ヒロイン・スンミ役に抜擢。同作品で、ヨコハマ映画祭2015最優秀新人賞、ジャパンアクションアワード2015優秀女優賞を受賞。キリンビバレッジ「生茶」のCMキャラクターを務め、テレビドラマ「LOVE理論」(15年/TX)にはヒロインとして出演。代表作に、『WOOD JOB!~神去なあなあ日常~』(14年/矢口史靖監督)、「素敵な選TAXI」(14年/CX・KTV)、「ウロボロス〜この愛こそ、正義。」(15年/CX)などがある。2015年7/25公開の「東京無国籍少女」(押井守監督)では初主演に抜擢される。ほかの公開待機作に『進撃の巨人』(15年/樋口真嗣監督)がある。

村杉蝉之介

1965年、群馬県出身。
94年より大人計画に参加。映画、テレビドラマなどに出演する傍ら、阿部サダヲ、宮藤官九郎らと結成したパンクコントバンド「グループ魂」では、「バイト君」としても活動。主な出演作としては『ABC・オブ・デス(エピソード「Z」)』(12年/西村喜廣監督)、「リーガルハイ」(13年/CX)、「あまちゃん」(13年/NHK)、「変身インタビュアーの憂鬱」(13年/TBS)、『万能鑑定士Q』(14年/佐藤信介監督)、『想いのこし』(14年/平川雄一郎監督)、『マエストロ!』(15年/小林聖太郎監督)、『ジヌよさらば~かむろば村へ~』(15年/松尾スズキ監督)などがある。

津田寛治

1965年、福井県出身。
1993年『ソナチネ』(北野武監督)でデビュー。様々な映画、テレビドラマ、舞台などに出演し続け、2002年には『模倣犯』(森田芳光監督)での演技でブルーリボン賞助演男優賞を受賞。大小、インディーズ問わず多くの作品に出演しており、総出演作数はとても多い。主な出演作としては『119』(94年/竹中直人監督)、『鮫肌男と桃尻女』(99年/石井克人監督)、『GO』(01年/行定勲監督)、『トウキョウソナタ』(08年/黒沢清監督)、『アントキノイノチ』(11年/瀬々敬久監督)、『恋の罪』(11年/園子温監督)、『花宵道中』(14年/豊島圭介監督)などがある。

学生時代から自主映画を制作しはじめる。特殊造型、特殊メイク、撮影、照明ほか、映像制作に必要な技術を独学で習得する。大学卒業後、CM制作会社で現場を学ぶ傍ら、1995年「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」オフシアター部門で、自主制作映画『限界人口係数』が審査員特別賞を受賞。その後、『東京残酷警察』(08)、『へルドライバー』(11)など次々と監督作品を作り上げ、独自の世界観で世界各国でも注目を浴びる。特殊造型・特殊メイクでは、清水崇監督、井口昇監督、山口雄大監督作品、『L change the WorLd』(08/中田秀夫監督)、『進撃の巨人』(15/樋口真嗣監督)など、数多くの作品を手掛け、とりわけ、園子温監督作品は多く、『自殺サークル』(02)、『紀子の食卓』(06)、『エクステ』(07)、『愛のむきだし』(09)、『冷たい熱帯魚』(10)、『リアル鬼ごっこ』(15)などがある。特殊造型では日本で第一人者と言われている。